●カッチャン
ニックの妹です。
本当に美人です。母親似です、いつも母ねこと一緒でしたので私でもよく間違えました。3年前に、乳がんになり手術しましたが、又再発しました。コブシ位の大きな癌を見つけたときどうしようか、迷いました。
もし、手術してそのまま意識が戻らなかったらという不安抱いたからです。
カツチャンはニックとひとつ違いです。
人間の年にしましたら88歳ぐらいです。
癌が破れ、血や膿で室内を汚すようになりました。アンネを当てネットで覆いましたが、舐めてすぐネットが歯に引っかかり難儀しておりましたので、何度も起きねばなりません。不眠のためだんだん疲れを感じ、手術をすることにしました。癌で苦しむより眠りながら死なせてあげるのもいいのではないかとも考えました。先生が「肺に転移しているときは」やめましょうと言ってくださいました。
覚悟はしておりましたが、先生から手術が無事に済みましたとお電話いただきましたときには嬉しくて大泣きしました。
乳癌はすぐに肺に転移するのですが、していませんでした。
「肺がんでん亡くなった主人が守ってくれたと思います」と、先生もそうでしょうと言ってくださいました。
毎夜、毎夜パパ助けてと泣き明かしておりました。きっと、主人が助けてくれたと私は信じております。
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