2012/4/11 3月の議会報告より市政運営に対する3つの疑問
柏原市の財政は、平成18年度末で「庁舎積立基金」「財政調整基金」合わせて約45億円以上あったが、23年度末の今、2つ合わせても17億円を切ってしまった。この6年間で、何と30億円近い大切な基金が減ってしまった。 「庁舎積立基金」とは、その名のとおり、庁舎建て替えのための基金であるが、財政赤字が続き、取り崩していたわけである。 また、「財政調整基金」とは、柏原市の条例の設置の目的によれば、「災害復旧その他財源の不足を生じたときの財源を積み立てるため」とある。これでは、第一の目的である災害復旧に使うことがあったら、たちどころに消えてしまう。